日記

タイトルに凝縮された人生のあり方「人生フルーツ」

人生フルーツというタイトルに惹かれ

友人に誘われて、東京都北区田端にある、日本一小さくて日本一やさしい映画館「シネマ・チュプキ・タバタ」に映画を見に行きました。http://chupki.jpn.org/archives/4056

地元でもないので、友人から誘われなかったら行くことがなかっただろう映画館。その佇まいとほっこり感に「この映画館が選ぶ映画なら、心に残る映画が観れるに違いない」とさらに期待もあがり館内へ。

今回、鑑賞した映画は「人生フルーツ」。
人生フルーツって何だろう。

人生は果実のように甘酸っぱいもの…

映画「人生フルーツ」を鑑賞

愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅、雑木林に囲まれたモダンな平屋。それは、建築家の津端修一さんが敬愛するアントニン・レーモンドの自邸に倣って立てたモダンな30畳一間の家。キッチンkーデンがあり、四季折々の70種の野菜と50種の果実が妻・英子さんの手で育てられ、美味しいごちそうに変わります。

刺繍や編み物から機織りまで、栄子さんは何でもこなします。「主人にはきちっとした物を着せて、きちっとした物を食べさせる。そうして旦那がよくなれば、巡り巡って自分もよくなる」そう教えられて育った英子さんは、食材に気を配りなじみの店に新鮮な肉や魚を買いに行く。

衣食住が充実するほど人生は豊かになっていくお手本がそこにありました。自然に囲まれて光がたっぷり入り、壁がなく、ゆとりを感じる家で、四季折々の自然の恵みをいただく。最高の贅沢がそこにあります。

戦後、焼き払われた土地がたくさんあり、自分が役に立てるのは建築だと決めた修一さん。日本住宅公団のエースだった修一さんは、今までの横並びの団地ではなく、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画しましたが、時代がそれを許しません。それでも、手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育て始めたのです。自分にできることをコツコツと積み重ねて。

“風が吹いて葉が落ちて良い土になって果実が実る”

人生と一緒ですね。
人生も、いろいろな出来事が肥やしとなって良い土壌をつくり、良い果実を実らせる。そして、その果実を美味しく長く楽しめるように加工して、周りの人に分け与えて喜んでいただく。

人生フルーツ

私に、人生のあり方の指針を与えてくれた映画でした。

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