ロイス・クルーガー&エリック・クルーガーグループセッション#8より
ロイス・クルーガーの著書
『7つの習慣のコヴィー博士の教え』
ロイス・クルーガー著/本田健訳
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ヴィジョンとは
ヴィジョンとは、将来のあるべき姿を描いたもの。将来の見通し。構想。未来図。未来像。を指しますが、視覚、視野を指すこともあります。
ヴィジョンは人生に最も大きな影響をもたらす
双眼鏡にはレンズが2つあります。レンズが2つあることで目標物がはっきり見え、より本物に近い状態で見えます。
人には2つの眼があります。それぞれの眼がみるので2つの視点があります。そして、双眼鏡のようにはっきりとイメージを脳に送ることができます。
ヴィジョンは日本語で「視覚」という意味があります。見えたものに対して私たちはヴィジョンをもつことができます。
そして、私たちは実際に眼でみることができないような、未来をみることができます。2つの眼の他に第3の眼を脳の中にもっています。この第3の眼でみたいものをみることができます。ヴィジョンがみえるようになります。
この3つの眼があることで、イマジネーションをわかして未来をみることができます。イマジネーションと見えた未来で意思決定をします。
大事なことを見過ごすことなかれ
きちんと見ていないと、小さな花を見過ごすように、時には適切な色やサイズを探していなかったために、見つけることができないということがあります。見過ごしたり、見つけることができないと実行できません。
普段いかに見ているようで見ていないか。そして、見えているということがいかに尊いことかというエピソードがあります。
エリック・クルーガーがコンサルタントをした日本人の友人のヒイヒイヒイヒイおじいさんの話し。110年以上も前の話しです。そのヒイヒイヒイヒイおじいさんは、増永五左衛門といいます。
福井県鯖江市はメガネで有名な街ですが、それは、当時農業中心だった街で、増永五左衛門は、寒さで何もできない冬の時間を使って生産性のある収益につながるものはないかと探したところから始まります。
増永五左衛門は13の事業を試しましたがうまく行かず、ようやくメガネ製造にたどり着き、大阪まで学びにいき、すべての時間をメガネの製造に費やしました。
そのような折、増永五左衛門は鍛冶屋の娘さんが学校で辛い思いをしているのを知りました。増永五左衛門は視力が悪いためにうまくいかないのではないかと思っていました。メガネをかけた鍛冶屋の娘は、「見える!見える!見える!」と喜んで、学校でうまくいかなかったことも上手くいくようになりました。
このエピソードからわかるのは、ヴィジョンというのは、私たちの学習能力も高めるということです。
ヴィジョンは明確に
7つの習慣を日本に持ち込んだときの話しです。
当時、フランクリン・コヴィー社の国際部に所属していたとき、日本に広める段階で、日本人を探していました。日本人を探していたのですが、日本に在住しちえる2人のアメリカ人たちから7つの習慣を日本で教えるライセンスが欲しいと問い合わせがありました。日本人を探していたので一回は断りました。しかし、2人はアメリカまで来て実際にプレゼンをしました。それがジェームズ・スキナーとの出会いです。結局いろいろあって採用しましたが、彼らは精力的に働きました。
当時のフランクリン・コヴィー社のヴィジョンには叶わなかった二人がどうして日本で成功することができたのか。
それは、彼らが「日本の国のためにこれをしたい」という明確なヴィジョンがあったからです。
明確なヴィジョンを持って行動したことによる大きなインパクトがあった経験をした人の共通点は
皆さん素晴らしい笑顔をもって話しをしている。それは、そのインパクトが幸せであったことであり、ヴィジョンが適切であったという証拠です。
また、ヴィジョンを持っている人に周りの人は注目します。ヴィジョンをもっている人と一緒にいたいと思います。リーダーにヴィジョンがないと周りの人は何をしたらいいかわからない。
もし、ヴィジョンに向けて進んでいるときに障害があったら?
その時は、評価するタイミングです。自分が大切にする原理原則に立ち返って見極めます。目標は間違っていなくても、方法が間違っている場合もあります。池の向こうにまっすぐ進みたいときには、手前の樹と奥の樹の2つを一直線に結んだ道をたどるとまっすぐに進めるように、長期目標と中期目標をつくるとヴィジョンに向かって進みやすいのです。
個人的見解
このシェアはあくまでも個人的視点が大きく占め、私個人が興味をもって聞いて理解した内容となっています。グループセッションの再現性があるものではありません。
今回のセッションで私が強く感じたのが、私自身が見たいと思ったものしか見えていないという事実です。ヴィジョンもそうですが、学びもまた同じですね。
ロイスとエリックからの学びは、直接講話を聞きながら自分が何を感じ取るのかで大きく変わります。自分が学びたいと思っていることが学べます。すごく不思議なのですが、人によって学びの深さが違います。
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これからすぐやる行動
第3の眼で自分が見たい未来を明確なヴィジョンにしてノートに記しておこうと思います。ミッションとヴィジョンとバリューの関係を明確にして。
私が最近気に入って使っているノートは、ミドリのA4方眼ノートです。ノートは脳の再現性を高めるので、大きいほうが思考も拡大します。お試しあれ。
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