読書のススメ

まだまだ磨ける「生き抜く力」

スタンフォード式生き抜く力
星 友啓著/ダイヤモンド社を読んで

オンライン教育の世界的リーダー、
スタンフォード大学・オンラインハイスクール現役日本人校長による
「生き抜く力」のライブ講義を再現した本書は、子どもたちに磨いて欲しい「生き抜く力」が分かりやすく書かれていました。

「生き抜く力」とは人との繋がる力。

人は一人では生きていけない。一人で立ち自立することはとても大切。そのうえで、思いの共有をできる仲間、家族がいることは、何をする上でも楽しみが倍増し幸せが宿ります。

生き抜く力はすでに私たちの潜在意識にあり、それを自覚しトレーニングすることで手に入れることができます。

「生き抜く」ためにはすごいトレーニングが必要かと思いましたが、人間力を豊かにすることが生き抜く力を磨くことに繋がるようです。

実は、この本は普段だったら手にとらない種類の本です。

なぜ読んだのか

それは、一般社団法人リードフォーアクション主催の読んでつながり、楽しく学べる「エキスパートカフェ」に10月3日参加したから。

『スタンフォード式生き抜く力』の読書会&講演会
星先生と神田昌典さんの対話もあり
星先生の熱い想いを聞くことができたのです。

そして
この本、職場でヒューマンスキルを教えるプログラムに使えるな♪

と気づいて、研修の参考文献の一つにすることにしたのです。

さて、この本はエクササイズも盛りだくさんなのですが、私の一番気になるポイントは以下のような感じです。

「生き抜く力」の3つの構成要素
第1要素:聞き取る力
第2要素:共感する力
第3要素:与える力

相手の状況や人柄、気持ちなどをじっくり聞いて相手をよく理解する。そして、相手の心を感じ取り何かしてあげようと思う。そして、相手のために行動する。

生き抜く力とは、人とのつながりを強化する力のようです。
人は一人では生きていけない。一人で立つことは必要だけれど、人との思いの共有があってこそ楽しみが倍増し幸せが宿る。私もそう思います。

医療の現場でも「傾聴」というスキルがあります。
相手の想いを聴く。相手の想いに共感しながら聴く。傾聴とは、その人の傍らに座って肩を抱きかかえるように同じ目線で話しを聴くようなイメージです。

この傾聴のスキルをあげるためにも「聞き取る力」を養うトレーニングをすることは、有効のようです。

本書には「聞き取る力」には会話にとりいれるべき4つの「DO」と避けるべき4つの「DON’T」について解説されています。

4つの「DO」の1つ目は、相手の話したいことを言い換え確認する「パラフレーズ」。2つ目は相手のいうことを確認しながら詳しく聞く「クエスチョン」3つ目は相手の気持ちに共感を示す「エンパシー」そして、相手の話に集中していることを示す「フォーカス」。これらは、確かにコミュニケーションを取る上での基本要素ですよね。

そして、避けるべき4つの「DON’T」。
これは、わかっていてもついついやってしまう反省点でもあります。よく、「話しの腰を折らずに最後まで人の話しを聞いてから自分の意見をいうこと。」と言われますが、意外と難しい。ずっと話しを聞いていると自分の意見を忘れてしまうから。と今までは思っていましたが、実はそうではありませんでした。コミュニケーションを取る上で、自分の意見を言う必要は必ずしも必要ではなかったのでした。自分の正しさを示す必要はなく、ただ相手の意見を聞いて取り入れてあげる必要もありました。ついつい職業柄アドバイスをしたくなりますが、それも不要だったようです。

そんなわけで、ざくっと感想をのせましたが、まだまだ私は、相手を知るためのコミュニケーションスキルを磨く必要があり、そのためのエクササイズが盛りだくさんの本書は、職場でしばしば開けて読みながら実践するために、しばらく持ち歩くことになりそうです。

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