ロイス・クルーガー&エリック・クルーガーグループセッション
#9 『ビジョンの種』 あなたの個人的なビジョンの発見 より
ロイス・クルーガー氏の著書
『7つの習慣のコヴィー博士の教え』
ロイス・クルーガー著/本田健訳
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ヴィジョンとは
ヴィジョンとは、将来のあるべき姿を描いたもの。将来の見通し。構想。未来図。未来像。を指しますが、視覚、視野を指すこともあります 。
ミッションとヴィジョンの関係性
「どこに向かっていくのか」がヴィジョン
ミッションは「あなたは誰なのか。」「何を大切にして生きているのか。」
「存在意義」をあたかもそこにいるかのように描くのがミション。
ミッションが先にあって、そこからビジョンを考えるという方法もありますが、まずヴィジョン「どこに行きたいのか」を考えてから、そのための自分のあり方を考えるという順番の方がしっくりきそうです。
ロイスの少年時代
ロイスは少年時代、想像の中で世界を旅していました。
ナショナルジオグラフィーという写真集をみながら自分がまさにそこにいったかのような感覚をもつこと、実際にそこにいったかのように感じるのが好きだったそうです。ロイスにとってのVisionの種は、ナショナルフィオグラフィックのような手に取れる雑誌であり、それを読むことでマインドが開かれて世界には多くの可能性があると少年時代に感じることができました。このVisionの種は後にロイスが世界中を旅行するということにつながったようです。
エリックにとってのヴィジョン
エリック自身はヴィジョンをもっているときには、未来を見据えて自分の中で想像力をかきたてて、それに基づいて行動を起こすことができると語っていました。エリックにとってのヴィジョンは、「お互いに家族関係を維持している」そのようなイメージです。そして、エリックは、日本の家族が力強く育って、日本にとってインパクトのある存在であって欲しいと願っています。
ヴィジョンの種
ヴィジョンには個人のものもありますが、関係性・家族組織で共有するヴィジョンが国家のヴィジョンに拡がっていきます。
今回は、個人のヴィジョンの種がどのように根付くのかというお話し。
私達は頭のなかで様々なところに旅をしています。
ヴィジョンというのは、私達が行きたいところに連れて行ってくれる存在。
ヴィジョンがあることによって様々な選択肢の中からフォーカスすることができます。そして正しくフォーカスすることができれば、周りの人達に影響力をもつことができます。そして、周りの人達にインパクトを与えることが自分にとっても大きな喜びとなり、インスピレーションを得ることができるのです。もっと多くの人達が自分たちの周りに集まってきて、「私達も参加したい」と言ってくれるようになります。
同じように、ロイスとエリックの二人は、日本にとって日本の国家のヴィジョンをもう一度築くためのきっかけをつくることができれば嬉しいなと思っています。
ロイスは樹が好きなので、樹の種や根、大木をイメージしながらヴィジョンについて教えてくれました。
樹を考えるときに、より高い樹に成長するためにはより強い根が必要ですよね。ヴィジョンの根や種はどういうものがるかと考えると、自己のイメージだったり自己を超えたサービス姿勢・経験・想像力・信念と価値、欲望や知識・夢といった観点があります。
ヴィジョンを書き出す時に何が必要ですか?
そう、瞑想・静かに考えること、自然の中で過ごすこともあります。
では、樹の実は何に当たると思いますか?それは、ヴィジョンがあることによる結果。ヴィジョンがあることで未来の希望がもてることが多いです。
また、私達が未来に向けてヴィジョンをもっていることで、人との信頼関係が構築できます。なぜならヴィジョンは私達が一緒になれば、こんなことができるようになる。いつまでにどこに行けばいいのかわかる。と明確になるからです。
ヴィジョンをもつことはとても大切なことです。ロイスは自分向けに書いたヴィジョンをシェアしてくれました。
ロイスのヴィジョンステートメント
73歳までに多くの家族や友達の助けをかりてパーキンソン病の症状を自分でコントロールできるようになっている。そして、日本が国家としてのVisionをもう一度持つために必要なムーブメントを起こす火付け役に自分も加わっている。そして同時に私の友人である日本の方々を自分の故郷に連れてきて私の生まれ育った美しいユタの地をみてもらいたい。その中で自分たちのVisionをもつことに対してインスピレーションを受けてほしいと思っています。
ロイスの場合は、何年もVisionをつくることをしてきたからより明確にヴィジョンを定義することができているのではないでしょうか。ロイスは、「実際に昔はただこうなったらいいなとただ望んでいたことが現実になっていると感じている。それは非常に謙虚になる思いもありますし、非常にワクワクしています。これは、つまり、当時描いていたものはヴィジョンであったということです。」と話されていました。
ヴィジョンの種に栄養を与える方法
・恐れを信仰に置き換える
・可能性を信じて
・なりたいという願望
・考えて、考えて、考えて
・感じる・感じる・感じる
・何かをする
・望ましいと特定されたなにかに向かって前進する
・1%ソリューション(一度に1バイト)
・それを書き留め!(文章は、思考の具体的な証拠です)
・進歩を追跡する
・自分と他人を許して・他人と共有する
ヴィジョンは、「生み出すプロセス」深く物事を考える過程が必要です。
植物と私たちの違うところは、自分にとって必要なところに行くことができ、考えたり感じたりすることに対して行動を起こすことができます。つまり自分たちで選ぶことができるのです。
すべてを同時にやろうとしなくてもよい。
これを1%のソルーションと呼んでいますが前進するということ。
ヴィジョンを創り出す過程で決定的に大切なことは、ヴィジョンが頭に浮かびだしたら、何かしらの形で頭の外にだす。そして、その書き出したものに対して進捗を確認する。継続して成長する。
あなたの個人的なヴィジョンを発見する方法。
生み出すとか創り出すのではなく、見つけるということに注目してください。
この壁を急いで通り過ぎないほうがいいと思います。これは人によってちがいますが何日間かかかることも何週間、何ヶ月もかかる場合もあります。
集中できる環境をつくってください。
環境が作れたら書き出してみましょう。
1.ビジョンシードの自己ブレインストーミング(どんな種が必要ですか?)
2.あなたが望むビジョンの成果を想像してください。
ビジョンのどのような結果を望みますか。
4.鋭角なビジョンの達成を妨げる傾向のある注意散漫をリストする。
あなたのビジョンを達成するために何が邪魔になるでしょうか。
3.あなたに最も個人的な満足を与える人生の成果をあげてください。
あなたにとって可能なビジョンはなんですか。
5.ビジョンを達成したときにどのように感じたいかを特定する。
どのように感じますか?
6.あなたの個人的なビジョンを書く。
個人的なビジョンの最初の草案を作成する。
こうしてできたミッション、ビジョン、バリューができるとゆらぐことのない自分ができます。
個人的見解
このシェアはあくまでも個人的視点が大きく占め、私個人が興味をもって聞いて理解した内容となっています。グループセッションの再現性があるものではありません。
今回のセッションで私が強く感じたのが、私自身が見たいと思ったものしか見えていないという事実です。ヴィジョンもそうですが、学びもまた同じですね。
ロイスとエリックからの学びは、直接講話を聞きながら自分が何を感じ取るのかで大きく変わります。自分が学びたいと思っていることが学べます。すごく不思議なのですが、人によって学びの深さが違います。
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